トムラウシも見てる。
びっくりした。玄関を出て階段を下り、
自転車に跨って会社の方向を見上げると
左右に立ち並ぶ家並みの、ちょうど間に
真っ白なトムラウシが端から端まで切り取ったように見えるのだ。
すっぽりとあまりにぴったりと見えるから、
まるでなんかの啓示かと思った。
本当に登るつもりでいるから、案外そうなのかも。
誘いかけてるのかもしれない。
あの天空の庭で一晩過ごせば、
人生が変わるような気がしてきた。
よし、これからはトムラウシを基準に過ごそう。
オリンピックのカウントダウンみたいに、
トムラウシ時計を働かせるのだ。
明日も明後日も、あそこで過ごすための
布石だ。やったる。
2日間吐きそうになるまで動いたから
体も軽くなってきた。
関連記事