2012年02月08日
『ソーシャル・ネットワーク』
2011.9 おびひろ動物園
『ソーシャル・ネットワーク』観ました。
いやー面白い。
いまや登録人数5億とも言われる世界最大の
SNS、フェイスブックの源泉が、嫉妬やプライド
なんていうじつに人間臭いところにあったという
解釈。（もちろんそこに類稀なる才能という要素が
存在した事実も描写されてます）。
主人公マーク・ザッカーバーグ（→口にすると
ずいぶん気持ちの良い名前です）が、恋人に
フラレる口論の現場からスタートし、全編を
通して描かれるのは、いまや億万長者となった
主人公の至らなさ。やり場のない怒りをネットにぶちまけ、
現実世界で消化できないもやもやを解消しようなんて、
もう思い切りオタクな現代人そのものじゃないですか。
そして、訴訟や裏切りなど暗い影に付きまとわれ
続けてもなお、ある意味での成功に向けて
回転をやめない歯車。そのギャップが面白いのです。
冒頭から、なんとも言えない余韻を残すラスト
まで2時間が驚くほどあっという間。
敬愛するデヴィット・フィンチャーさんならではの
色調を落とした映像がまた良しです。
「ダウンシフター」という思想があると、
先日手に取ったソトコトに書いてありました。
日本語に訳すと「減速生活者」。世の主流たる
拡大志向の逆を行くといった意味合いだそうです。
そしてポイントは「リタイア」、「退却」や
「不活性化」などのマイナスの歩みではなく、
質的満足を伴う、あるいは与える転換という
ところ。興味深い考え方で、関係図書を
読んでみたくなりました。
いやー面白い。
いまや登録人数5億とも言われる世界最大の
SNS、フェイスブックの源泉が、嫉妬やプライド
なんていうじつに人間臭いところにあったという
解釈。（もちろんそこに類稀なる才能という要素が
存在した事実も描写されてます）。
主人公マーク・ザッカーバーグ（→口にすると
ずいぶん気持ちの良い名前です）が、恋人に
フラレる口論の現場からスタートし、全編を
通して描かれるのは、いまや億万長者となった
主人公の至らなさ。やり場のない怒りをネットにぶちまけ、
現実世界で消化できないもやもやを解消しようなんて、
もう思い切りオタクな現代人そのものじゃないですか。
そして、訴訟や裏切りなど暗い影に付きまとわれ
続けてもなお、ある意味での成功に向けて
回転をやめない歯車。そのギャップが面白いのです。
冒頭から、なんとも言えない余韻を残すラスト
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色調を落とした映像がまた良しです。
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先日手に取ったソトコトに書いてありました。
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拡大志向の逆を行くといった意味合いだそうです。
そしてポイントは「リタイア」、「退却」や
「不活性化」などのマイナスの歩みではなく、
質的満足を伴う、あるいは与える転換という
ところ。興味深い考え方で、関係図書を
読んでみたくなりました。
タグ ：映画
salyu、『ポテトスープが大好きな猫』、ジンジャーカレー
『LOCK STOCK ＆TWO SMOKING BARRELS』
まほろ駅前多田便利軒
『英国王のスピーチ』
発信したいもの
『ミックマック』
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Posted by notfound at 17:54│Comments(0)
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