2009年12月31日
さよなら2009
2009.12 美幌町「森音」
2009年が終わろうとしています。今年は
自宅で一人、じつにのんびりとした年越しに
なりそうです。そばも麺ツユもお酒も芋ケンピも
DVDも、シングル年越し5点セット全て
切ないくらいに完璧に揃っており、
あとは時計の長針が3度回るのを
待つだけでございます。
ブイヤベースも作ったし、やり残したことは…、
いっちばん大きな問題が棚上げされたまま
なんだけど、ま、それは待つしかないもんな。
オホーツク海みたいな広く澄んだ心で構えておこうよ。
昨日、今日は東へ1泊旅行に。もう何度目かわからないけど、
でもまた新鮮な感動に、全身が浄化されました。
ついさっき、2009年最後の夕陽を左斜め前方に、
気の早い2010年最初の月を右手に見ながら
帰ってきましたので、まずは前半を。
夜が明けきらないうちに家を出てまずは釧路へ。
しばらく進むと、右手に太平洋が見えます。
海は良い。穏やかな青を眺めていると、
自分が世界と繋がっている実感があるから。
波が高いと、ごく稀に少し距離を置かれて
いるような気も受けたりしますが、大抵の場合は
大丈夫です。
釧路の街をパスして湿原を突っ切る道を進みます。
登りきらない朝日が雪原に青い影を作り、
えも言われぬ美しさを見せます。ああ、素晴らしい。
写真では表現しきれきませんが。
続いてお邪魔した弟子屈の「スイート・ドゥ・バラックカフェ」
では、久々の衝動買いを働いてしまいました。
早速膝を温めてくれているインド製のアクリル毛布。
柄がツボど真ん中でして。
お土産にクッキーを、自分には珈琲を1杯。
仁伏保養所で湯を借りた後、
大好きなカフェ、美幌の「森音」へ。
→HPはこちらです。
http://cafe-morion.hp.infoseek.co.jp/
プライベートは久々なので、文庫本片手に
長居させてもらうことしました。
それにしても、店主脊戸さんの美意識は
さりげなく、それでいて強烈に見る者を
惹きつけます。
たまたま座った宅に載った、この花瓶の
佇まいといったら!!
ためつすがめつ眺めてみて、試しに角度を
変えて置いてみたら、これが全然ダメなんです。
唸りながら、置かれたままに戻して1枚。
あいや~、こんなセンスを
部屋に持ち帰ってみたい…。
そんなこんなで存分に森音時間を堪能した後、
1年の御挨拶をして網走へ。
音もなく雪が降りしきる中、シャッターの
降りたアーケード街をしばらく歩きまわって
オホーツクの夜の空気に身体を馴染ませます。
旅っぽく、どこかでご飯をと思ったけど、なんとなく
気が向かなくなっちゃったので、ホテルへ。
「それからはスープのことばかり考えて
暮らした」を手にベッドへ潜り込んだものの、
降り止まない雪にどうも気を取られて仕方ない。
果たして今年最後の朝日は少しばかり沈んだ心を
照らしてくれるかなー、と。
あらら、最後と言えば、33歳としてはこの道東の旅が
最後になるんだな、今気付いた。
自宅で一人、じつにのんびりとした年越しに
なりそうです。そばも麺ツユもお酒も芋ケンピも
DVDも、シングル年越し5点セット全て
切ないくらいに完璧に揃っており、
あとは時計の長針が3度回るのを
待つだけでございます。
ブイヤベースも作ったし、やり残したことは…、
いっちばん大きな問題が棚上げされたまま
なんだけど、ま、それは待つしかないもんな。
オホーツク海みたいな広く澄んだ心で構えておこうよ。
昨日、今日は東へ1泊旅行に。もう何度目かわからないけど、
でもまた新鮮な感動に、全身が浄化されました。
ついさっき、2009年最後の夕陽を左斜め前方に、
気の早い2010年最初の月を右手に見ながら
帰ってきましたので、まずは前半を。
夜が明けきらないうちに家を出てまずは釧路へ。
しばらく進むと、右手に太平洋が見えます。
海は良い。穏やかな青を眺めていると、
自分が世界と繋がっている実感があるから。
波が高いと、ごく稀に少し距離を置かれて
いるような気も受けたりしますが、大抵の場合は
大丈夫です。
釧路の街をパスして湿原を突っ切る道を進みます。
登りきらない朝日が雪原に青い影を作り、
えも言われぬ美しさを見せます。ああ、素晴らしい。
写真では表現しきれきませんが。
続いてお邪魔した弟子屈の「スイート・ドゥ・バラックカフェ」
では、久々の衝動買いを働いてしまいました。
早速膝を温めてくれているインド製のアクリル毛布。
柄がツボど真ん中でして。
お土産にクッキーを、自分には珈琲を1杯。
仁伏保養所で湯を借りた後、
大好きなカフェ、美幌の「森音」へ。
→HPはこちらです。
http://cafe-morion.hp.infoseek.co.jp/
プライベートは久々なので、文庫本片手に
長居させてもらうことしました。
それにしても、店主脊戸さんの美意識は
さりげなく、それでいて強烈に見る者を
惹きつけます。
たまたま座った宅に載った、この花瓶の
佇まいといったら!!
ためつすがめつ眺めてみて、試しに角度を
変えて置いてみたら、これが全然ダメなんです。
唸りながら、置かれたままに戻して1枚。
あいや~、こんなセンスを
部屋に持ち帰ってみたい…。
そんなこんなで存分に森音時間を堪能した後、
1年の御挨拶をして網走へ。
音もなく雪が降りしきる中、シャッターの
降りたアーケード街をしばらく歩きまわって
オホーツクの夜の空気に身体を馴染ませます。
旅っぽく、どこかでご飯をと思ったけど、なんとなく
気が向かなくなっちゃったので、ホテルへ。
「それからはスープのことばかり考えて
暮らした」を手にベッドへ潜り込んだものの、
降り止まない雪にどうも気を取られて仕方ない。
果たして今年最後の朝日は少しばかり沈んだ心を
照らしてくれるかなー、と。
あらら、最後と言えば、33歳としてはこの道東の旅が
最後になるんだな、今気付いた。
Posted by notfound at 21:38│Comments(0)
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