2010年08月01日
池のサイズ
2010．7 神の子池脇の池
こないだ清里町の名勝、神の子池を
訪ねてみて、ちょっとばかし驚きました。
池、おっきくなってない?
こんなに広かったっけ?
前回の訪問は今から10年近く前だけに、
記憶にある、その際立って澄んだ水面も
オボロゲ。瞼の裏に浮かぶ神の子池は
せいぜい直径2メートルほどの
こぢんまりとした池といったところ。
でも、まさか観光を意識して拡張工事したわけ
じゃなかろうし…。
しばし考えて合点がいきました。
「ああ、そうか。きっと当時と現在の
自然に対する向き合い方、価値観の
違いなんだろう」と。
当時の自分はまだ、買ったばかりのオペルを
慎重に運転士しながら、未開の地へと
恐る恐る踏み込んでいる最中。
自然観を決定づけた知床連山縦走の前
のことです。
だから、緑を映した湖面の美しさや小さなイノチの
営みなんかを知らなかったし、言ってしまえば
自然なんてちっぽけなもんだな、と片付けて
いたんだと思うのです。
なんて傲慢。現代っ子。
がしかし、多少遅かったとしても、今は
充分に気付ける。ささやかな息吹も
見逃すことなく。
そんな目で写した一枚です。
早朝の朝靄は、最高の演出です。
訪ねてみて、ちょっとばかし驚きました。
池、おっきくなってない?
こんなに広かったっけ?
前回の訪問は今から10年近く前だけに、
記憶にある、その際立って澄んだ水面も
オボロゲ。瞼の裏に浮かぶ神の子池は
せいぜい直径2メートルほどの
こぢんまりとした池といったところ。
でも、まさか観光を意識して拡張工事したわけ
じゃなかろうし…。
しばし考えて合点がいきました。
「ああ、そうか。きっと当時と現在の
自然に対する向き合い方、価値観の
違いなんだろう」と。
当時の自分はまだ、買ったばかりのオペルを
慎重に運転士しながら、未開の地へと
恐る恐る踏み込んでいる最中。
自然観を決定づけた知床連山縦走の前
のことです。
だから、緑を映した湖面の美しさや小さなイノチの
営みなんかを知らなかったし、言ってしまえば
自然なんてちっぽけなもんだな、と片付けて
いたんだと思うのです。
なんて傲慢。現代っ子。
がしかし、多少遅かったとしても、今は
充分に気付ける。ささやかな息吹も
見逃すことなく。
そんな目で写した一枚です。
早朝の朝靄は、最高の演出です。
Posted by notfound at 14:46│Comments(2)
│観たもの・聴いたもの・読んだもの
この記事へのコメント
こんにちは。
始めてコメントします。
神の子池の写真をみて・・もしや 勘違いして駐車場から池に
向かって最初の池を写したのでは？？？
その池の奥の方に昔と変わらない「神の子池」がありますよ。
池には相当前からある 沈木 もあって底からは相変わらず綺麗な
水が湧き出ています。
始めてコメントします。
神の子池の写真をみて・・もしや 勘違いして駐車場から池に
向かって最初の池を写したのでは？？？
その池の奥の方に昔と変わらない「神の子池」がありますよ。
池には相当前からある 沈木 もあって底からは相変わらず綺麗な
水が湧き出ています。
Posted by 鰊曇り at 2010年08月02日 11:22
鰊曇りさん、こんにちは。
あ、勘違いではなくて、手前のここも
神の子池の一部なんだと思ってたのです。
って間違いだったら、結局勘違いですね。
もちろん奥にも足を延ばし、変わらぬ
青も眺めてきました。
そか、こっちは対象外なのですね。
名前直しておきました。
あ、勘違いではなくて、手前のここも
神の子池の一部なんだと思ってたのです。
って間違いだったら、結局勘違いですね。
もちろん奥にも足を延ばし、変わらぬ
青も眺めてきました。
そか、こっちは対象外なのですね。
名前直しておきました。
Posted by notfound at 2010年08月02日 12:33
