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十勝暮らしも5年目。
ますます広い空の下での
毎日を満喫中。

2010年03月13日

滔々

滔々
2010.3 網走能取岬
出張明けの土曜の朝です。
お知らせですが、個展の名前は「滔々」に
決まりました。

何だか窓の向こうの空がいつもより
遠く感じられ、部屋が他人のものみたいに
落ち着かなく感じられるのは、
3日間留守にしていたせいだろうか。
それとも何か他に理由があるのか。
腰が固定できず、ふわふわと浮遊しているような
感じ。要するに気分が良くない。

こんなときに写真を眺めていると、あの透き通るに
青い空と海に気持ちが引き寄せられます。
あー戻りたい。
家よりも会社よりも何処よりも、オホーツクに
いる時間が自分にとっての裸の時間。
でこぼこだった心がまっ平らに、
脳内にかかった霧も、すっかり晴れるのです。
そのままその空気に溶けてしまえたら、
どんなに幸せなことだろう。

皆さんはこんなふうに感じることはありますか。
そう思えたとき、人は移住を決めるんだろか。

滔々
ここの管理人して暮らせないものかな…。


いやいやいやいや!
今はまだその日じゃない。
現実に戻ってすっかり緩んだ暮らしを立て直さないと。
掃除、洗濯、皿洗い。
買いすぎた人参でグラッセを作って、
パスタと一緒に食べよう。
その前にこちらも緩みきったお腹を
整えるためにジョギングを30分。
それで部屋にも馴染むはずだ
行かなきゃな。

あ、そうそう。
斜里町の『こひきや』のことを少し。

滔々
焼き物ギャラリー。

滔々
店内。


「あくまで僕らは焼き物屋(だったかな…。
正確な言い回しは忘れてしまいました)です。」
と言いながら、カフェだけで十分人の心を
ぐっと捉えて離さないパワーを感じました。
自給野菜や地場産食材を軸に
組み立てた食事メニューと、本州の
著名なパティシエに手ほどきを受けた
スイーツ。窓からのオホーツク海の眺め。
珈琲は網走の「はぜや珈琲」さんから
取り寄せるオリジナルブレンド。
心をくすぐる要素がいくつも詰まっています。
それらをこれみよがしに謳わないところが
またニクイところ。
例年、観光シーズンの端境期の集客
に悩む地域ですけど、早くも地元客の
常連さんも生まれつつあるのだとか。
息の長い名店になりそうな予感が
ぷんぷんします。

こひきやHP↓
http://www9.ocn.ne.jp/~nobori/navi.html


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Posted by notfound at 10:29│Comments(2)雑記
この記事へのコメント
「滔々」開催おめでとう!

人生のあらたなページがめくられるようなできごとですね。
Posted by ユニコ at 2010年03月13日 13:24
ユニコさん、こんばんは。
開催を明日に控えてなお、
何だか複雑な気分です。
果たして喜んでもらえるんだろうか…。
Posted by notfound at 2010年03月13日 21:24
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    コメント(2)